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12月8日(土)眠れなくて、愛の証 〜通夜
今、深夜4時。
ユキが倒れてから3日間、ほとんど一睡もしてないのに、全く眠れない。
ベッドのユキがいつも寝ていた左の枕元に、ユキは今寝ているのだけど、顔を見るたび、辛くて、そして可愛くて、言葉にできない思いが激しく自分を襲い、
体が張り裂けそうだ。
こんなにもユキを愛していたのだ。それはわかっていたとしても。
わたしとユキは毎晩一緒に寝ていたから、いつも24時間一緒だった。家に帰れば、ユキが玄関先で待っていてくれた。
ユキだけは私を無条件で、受け入れ、そして愛してくれた。
その愛しい存在が、もちろん心は永遠にそばにあるのだけど、
目に見えなくなること、それがまだ信じられない。
ユキーーー!と大きな声で叫ぶけれど、
冷たくなったユキは表情を変えることはなくて、
私は気が狂いそうになり、目が覚めてしまう。
私はユキと一体だったのだ。
心も体も含めて、ユキは自分の一部だった。
完全に体と心の中に入り込んでいたのだ。
その愛しき存在のぬくもりをもう触れることができないことが
こんなに恐ろしいことか。
ユキの毛を切る。
ユキの全てを残しておきたい。
でも、形は変わっていくばかり。
でも変わらないものがあるよ。
心は、愛している互いの思いは変わらないじゃないか。
それは永遠に。
わかっている。でも、ユキの甘える声、仕草、ふわふわの白い
体。もう一度触れたいのだ。

昨日、ユキが息をひきとるわずか5時間前の画像。
昏睡状態で寝たきりだったユキが、急に起き上がった。
私は信じられなかった。
懇親の力をこめて、前足を踏ん張って、私を15分間この体制で
見つめていた。
私の呼びかけに全く反応もできなかったユキが、この時だけは
目をしっかり開け、意識がはっきりしていた。
ユキはもう歩けなくなっていたから、私のそばに自ら来れなかったけれど、この光景を後ろから見ていた私の家族は、
ユキはきっと、歩いて、私のそばに行こうとしていたよ・・と。
皆、言った。
ユキはこの時、私に最後のお別れをしたのだ・
そして言葉ではない、心で話しかけてきた。
「ありがとう。ありがとう。自分を責めないで。私は幸せだったから。ずっと一緒だから」
私も回りにいた人も同じことを感じたらしい。ユキには想像もできない、確固たる心があった。ユキを抱きしめた。私はこのことを一生忘れないだろう。
ユキと交わした心の言葉を。ユキのこの時の心を。
ユキはこの画像の後、2度と起き上がることも、私の言葉に
反応することもなかった。
今晩はユキのお通夜。
この画像を載せること、皆さんが見ることは抵抗が少しあるのだけれど、最後のユキの姿を隠すことは私にはできなかった・・
yukiが幸せであったことを私はここに残そう。

ユキが生きていた証でもあるから。
最後まで添い遂げたこと、そしてこれからも愛情は変わらないこと。
心は永遠なのだ。
そして別れがきてさらに、いかに愛し、大切な存在だったかを知る。
ユキは明日、骨になる。この姿ももうあと記憶の断片に残っていくだけだ。
ユキ、、、ユキ、、、、何度も、愛してるとユキが危篤の時叫んだ。
素直に出る言葉。彼女は猫でなかった。
たまたま、白い毛皮を着た、素晴らしいパートナーであった。
優しく、澄んだ、健気な心を持った、愛しき存在であった。
ユキ、ありがとう、ありがとう。
何度もユキに叫ぶ。こんな気持ちをありがとう。
優しさをありがとう。
さっき、夜空を眺めた。これは偶然か。ユキが箱座りして
真正面を向いている、額の模様も全く同じ、そんな雲があった。
ユキが空にいる。それもこんな大きな姿で・
私を見ている。ユキは何を伝えているの?泣き叫ぶ私をどんな思いで見ているの?
またあなたが横たわるベッドへ再び行こう。
送っていただいた皆さんの優しい心を胸に抱いて
悲しみの中で、驚くほど、心が透明になって、
優しくなっていく自分を発見している。
涙の分だけ、人に優しくなれると、いう言葉があるけれど、
そうならば、私は思いっきり泣こう。 |