10月26日(金) ユキと私の新たな病気の闘い




ここのところ、新しい日記になってユキの画像がないことに気づかれた人もいるかもしれません。
そうです、、写真が撮れなかったんです。というか向けられなかった。ユキはまた食欲をなくし、みるみる痩せていったからなんです。でもこれは今までも同じことを繰り返していたので、またしばらく経つとまた今回も元気になるだろうと思っていました。

ただ、今回は違っていました。どんどんユキが衰弱していく。。
目はうつろになり、寝てばかり。


↑ 10月19日(金)病院へ連れて行った日。体温も下がっていて暖かくしないといけないのでホットカーペットを引いてあげています。毛並みはバサバサ、痩せてしまいほとんど骨と皮状態でした・・・。私がカメラを向けられなかった理由です。

今までユキは痩せたり太ったりを繰り返していましたが、原因は腫瘍だと思っていたので、癌は医者では治らないと(化学治療は一切したくなかった・・)
思っていて見せていなかったのですが、さすがの私も今回は医者に連れて行きました。それほど状態は悪かったのです。

血液検査をして結果にびっくり!なんと診断は重症の慢性腎不全だったのです。脱水症状も起こしていて体温も下がっている。
腎不全とは2つの腎臓が体の老廃物・毒素を濾過して尿として出してしまう機能が不全になった状態。原因は様々あります。
ユキの血液中には、測定不能なほどマックスの血液中の窒素が
ありました。至急、点滴を打つ。
皮下注射でぶらんとたくさんの生理食塩水がおなかの下に入り込みました。これは12時間ほどかけてゆっくり血液に浸透していき、血液中の毒素を緩和させます。

一度破壊された腎臓はもう元に戻ることはできません。人間は人工透析で血液を濾過できますが猫にはまだそんな装置はありません。だからこの点滴が血液をきれいにしていきます。

この病気の場合、表に症状として出ないので、飼い主が気づいたときにはすでに、末期のことが多いそうです。また年老いた猫の大半はこの病気にかかり、死亡率がNO1の病気でもあります。

この日記を読んでくださっている方で猫ちゃんを飼っている方。
5歳以上なら、以下の症状が見えたら腎不全を疑ってみてくださいね。

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1、最近水をよく飲むようになった
2、おしっこをたくさんする 頻尿になる
3、鼻がピンク色、また耳がピンク色だった子が白くなる
(腎臓の機能が低下すると血液が作られなくなり貧血気味になる)
4.おしっこの匂いがない(腎臓が老廃物をろ過できないので体に毒素がたまり、おしっこには出なくなる)
5、最近食欲がなく、痩せてきた
6、毛繕いをしなくなった (喉が渇くので舐めることは避けるようになる)
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慢性腎不全は完治することはありませんが、早期発見することで
余生をより長く生きることができるそうです。

先生はユキのお腹を触診しました。
確かに3CMくらいのしこりがある。でも位置が避妊手術をしたところにある。開いてみないとわからないが、もしかしたら避妊手術の時の失敗で化膿したか何かで、腫瘍になった可能性がある。いわゆる慢性腫瘍で悪性腫瘍ということはありえない。悪性なら3年も生きていないとのこと。そしてこの慢性腫瘍のために腎臓に負担がかかり若くしてこの病気になった可能性があると原因を分析しました。びっくりしました。まさかこの説が正しいとすると、ユキは今まで癌でもなんでもなく、手術の失敗でおかしくなったことが考えられるからです。よく手術の卵管などを切開したときに縫った糸が悪かったり、縫合がよくないと炎症を起こしてしまう事故があるらしいのです。まさに青天の霹靂。。でした。今まで癌とばかり思っていたのに・・・
獣医さんと言うのも、いろいろなのだと痛感しました。

でも、、聞いてください!ユキは点滴を打ってから1日すると

見違えるように元気になったんです!!
ここ10日ほど全くご飯に手をつけなかったのに、自分からキッチンにきて、にゃーにゃーーと大きな声でご飯を催促しました。

これがそのときの写真です。10月20日(土)

私はほっとしました。ただ、この点滴を止めたら、、どうなるのだろうか。。一時的な反道なのかもしれないけれど、とりあえず、先生がまずの第一関門は“薬に反応すること”だったので・・。一安心でした。。。
 点滴治療を始めて今日でちょうど1週間が経ちました。体重も順調に増え、先生は正直言って危ない状態だったと言っていましたが、本当に元気になったのでびっくりです。
ユキの目に生気が出てきました。実は病院に連れて行く前は目つき、顔つきまで変わってしまっていたんです。。動物でもなんと内面が顔に出るものなのか、痛感させられました。

慢性腎不全の場合、自然治癒はありえなく、放っておくとどんどん悪化するそうで、、今回だけは獣医さんの手助けが必要のようです。急性の場合もあるのですがこちらは完治が見込めるそうです。

まだまだユキは8歳。通常、この病気は12歳頃から多くなってくるそう。まだまだ若いから、、持ち堪えたんだと思います

ユキは猫の中でも小さい方で、昔から華奢でいわゆる生命力あふれるような猫ではなかった。最近特に、姿は、本当に儚い。そこにいるのかさえわからないほど静かで。。おとなしい。ふっと息を吹くだけで消えてしまいそうだ。最近のユキを見ていると、肉体で存在していると言うより、心で生きてるような気がする。
でも、だからこそ感じるものがある。私も最近ユキの肉体は見ていないように思う。ユキの肉体ではなくて、、肉体の中にある、命や意識をストレートに感じるようになった。そして見つめるようになった。
私はいつもプラス思考で過ごしたいと思っています。同時に、不思議とユキの肉体には固執しない自分も見付けて、涙も出ない自分がいるのが不思議だ。最も大切なのは、ユキとの心のつながりなのだ。。今の私には強くそれを感じる。ユキの気持ちを心を大切にしたい。だからこそ、今までも猫には苦痛としかいえない、化学治療は避けてきたし、今回も入院したほうがいいと言った先生に反論した。“この子の気持ちを考えると一人寂しく病院で点滴打つより、効果は落ちても、家で療養させ、できるだけ傍にいるようにしたい”と。先生はすぐ理解してくれた。とても話ができる先生で、飼い主の意思を尊重してくれたのが嬉しい。
思えば、肉体が去る悲しみと涙は、3年前、癌を告知されたときに使い果たした。この3年で私も強くなった。。そう感じる・・・・。
一度は覚悟してから3年も生きてくれただけ・・感謝している。

毎日の通院治療を受ける中で、点滴をしてる最中、ユキはぶるぶる怖さで震えてる。そして、私が撫でてあげると落ち着くのですがちょっと離れると、もうすごい不安な目で私を追いかける。

猫を飼ったことがない方はどれほど猫が感情をあるのかわからないかもしれませんが、猫は(猫に限らず動物全部だと思う)本当に怖いくらいの感情を持っています。
言葉を話せないだけで…。
そして、私がどれだけユキを思っているかも知っています。
それに答えるべく、ユキはこれからも頑張っていくと思います。
皆さん、見守っていてくださいね。私も頑張ります!

動物は人間よりも寿命が短い。そして一緒にいると楽しくいい時ばかりではない。もちろん人間も同じですね。
辛い時期を逃げてはいけない。そういった意味でも、自分のためにもこの日記を書いた。読んでくださってありがとう・・・・